大塚八幡神社~宮崎市大塚町の氏神様~

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池波正太郎の会

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剣客商売や鬼平で頻繁にでてくる「五鉄」。

そのモデルとなった「ぼうず志やも」。

そこの女将さんが、両国場所の折りには必ず番付表に言葉を添えて送って下さる。

池波ファンとしていつかは必ずこのような店に行きたい!と胸に描き、片田舎の学生が上京した。

実現したのは、港区の神社に奉職時。何かの縁で年上の池波ファンの宮司さん二人と廻り合う。

田舎者の私を快く「池波正太郎の会」に入会を許してくれ、池波小説にでてくる江戸中のモデル店や場所に5年間連れて行ってくれた。

そこでお酒の飲み方を伝授され、それ以外の店にも連日夜な夜なつれ回して下さった。

中途半端な飲み方は好まれず、0時過ぎに呼びだされ、そのまま寝ずに朝拝に奉仕することもしばしば。

上京7年目。遂に念願の「五鉄」へ。

両国駅から大川に向かってしばらく歩き、こじんまりとしたたたずまいながらも、掃除のいきとどいた店先へ。

女将に二階の奥座敷に案内され、一品一品の説明されては仕込んでもらえる最高のもてなしとお酒を。江戸生活の一番の想いで。

隣部屋に関取衆がいたのを目にした私が、女将に大相撲もファンだと話したのがきっかけで、それ以来15年間、温かい一行の言葉と番付表に元気づけられる。

しかしながら帰省してから一度も足を運んでいない…。

理由は二人とも若くして幽世に旅だ立たれたからだ。

11月の上京時、ひとりで想いでの大人の空間を覗いてみようかと。
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by iai | 2013-09-18 10:00 | 神社